リゾート会員権を売りたいけど市場価値はあるのか?

年齢や家族構成が変わったり、親からの相続などにより保有したリゾート会員権を売りたいと思っている場合、その市場価格や資産価値はどのようになるのでしょうか? リゾート会員権は契約形態により、その価値や売却の手間に違いがあることをご存じでしょうか? 大切な資産であるリゾート会員権、その価値や売りたい時の注意点をご紹介していきます。

リゾート会員には契約形態に違いがある

リゾート会員権とは、別荘などの施設のオーナーとなることで、優遇された予約システムと料金で施設を利用できるシステムです。契約形態に違いがあり、利用できる施設や権利が異なります。

預託金制リゾート会員権

入会時に運営会社が取り決めた委託金を支払い預けることで、一定期間施設を利用できる権利です。保有権は発生せず元金は退会時に返還されます。

共有制リゾート会員権

多くのリゾート会員権において主流となる会員権です。施設や土地の所有権を複数のオーナーで保有します。不動産を保有する権利を持つため、不動産登記されることになります。

利用権制リゾート会員権

委託金制と同じく、施設の保有権を持たずに利用する権利のみを購入するリゾート会員権です。

リゾート会員権価格はどのように決まるか?

リゾート会員権の市場価格は、売りたい人と買いたい人、需要と供給のバランスで決まります。またマンションなどの不動産物件と同じく、売却側の事情により同じリゾート会員権でも設定価格が異なることもあります。 そのため条件だけで価格を予測することは難しいと言えるでしょう。
リゾート会員権は、運営される施設の保有権や利用権に価値があるため、場所や施設の充実、運営会社の経営状態などがその判断材料となります。人気のリゾートエリアや、プールやレストラン、温泉などの設備、サービスにより価値が生まれます。 運営母体がしっかりしており、安全性と予約などの優位性が高い場合もまた、価値の上昇につながるでしょう。
一般的に委託制のリゾート会員権の場合は、委託金額が売却金額の目安となります。またリゾート会員権の売却は業者が一度買い取り、利益を乗せて販売する「買取再販」方式があります。 その場合は、どの程度の利益を乗せるのか業者により価格が大きく左右されてしまいます。そのため相場や市場価値を単純に評価することが難しいのです。

会員権のニーズは二極化の傾向

リゾート会員権は人気のエリアや施設であるほど、高い資産価値を持つと言えます。ではどのようなリゾート会員権が人気なのでしょうか? 最近の傾向としては二極化が進んでいるということが言えます。
まずは500万~1000万円するような高級リゾート会員権です。施設内容もサービスも超一流であり、高級ホテルのような仕様になっています。 個人資産家や経営者、大企業の役員などがステータスとして、これら高級リゾート会員権を購入するケースが増えています。
一方で100万円以下の低価格な会員権も人気です。 これら低価格帯の会員権が増えた理由は、運営会社独自の多様なリゾート施設やシステムが増えたことにあります。 利用権型や委託金型などの区分や、愛犬と泊まれる施設や戸建て別荘のように使用できるログハウスタイプなど、独自のサービスが人気です。 趣味など自分にあった楽しみ方をしたい人や、リタイヤ前後の50代、また購入しやすい価格から30代の若い層にも人気です。

リゾート会員権を売りたい時の注意点

リゾート会員権は保有する権利により「何を売るか」が異なるため、売却にはいくつか注意すべきポイントがあります。
それら売りたい時の注意点をご説明します。

共有性リゾート会員権は注意が必要

共有性のリゾート会員権は、施設の不動産保有権を共有します。そのため共有性リゾート会員権のオーナーは、不動産登記が必要となります。
運営会社が売却時に仲介してくれる場合もありますが、そうでない場合は施設利用権と不動産権利を売却することになります。
オークション等専門の市場で売却するため、流通業者に相談し売却することになります。

名義変更

リゾート会員権を売りたい場合、その権利を購入した人から、新たな権利者への名義変更が必要になります。
一般的に名義変更にかかる費用は買い手が負担することになりますので、購入者は名義変更料を含んだ、支払い総額で購入を検討します。
そのため、名義変更手数料はリゾート会員権の流通に影響を及ぼす要因のひとつになります。
名義変更にかかる費用は運営会社により異なりますので、事前に確認しておきましょう。

現在リゾート会員権は、権利の種類だけでなくそのサービスもじつにさまざまで、運営会社独自システムが存在します。 一般的な共有型会員権の他に、手軽に購入・利用できるタイムシェアも人気です。 リゾート会員権の仕組みを理解し、賢く購入・利用・売却することが大切です。

リゾート会員権の価値は区分や施設内容によりさまざまです

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