別荘購入のこれまで~今現在のニーズはどうなっているのか

1980年代終盤から90年代初頭まで、日本の景気がよかったといわれるバブル期。
この頃は、富裕層の人たちが、短期間の休暇を過ごすことを目的に別荘を購入していました。
当時は、別荘を実際に使用している時間があまりにも短いことから、「ステータス」として象徴されていました。しかし近年の別荘の使い方は、バケーションとして短期間に使用するのではなく、セカンドハウスというように実質的な住まいとして購入する人が増えているようです。

別荘ニーズの変化

バブル期においては、別荘の所有は、富裕層の一種のステータスでした。
避暑・避寒・行楽などを目的としたリゾート地の位置付けで別荘の所有を望む人が多く、好景気を背景に、高額の別荘が頻繁に売買されていました。
近代の別荘ニーズは、お金持ちが所有するステータス的な位置付けではありません。
セカンドハウスとして、ライフ生活を豊かにする目的で購入する人がほとんどです。
IT産業の発達により、現代の雇用形態・就業形態は多様化しています。
在宅ワークが普及し、遠隔地から業務を円滑に遂行できることから「二拠点・多拠点居住」というライフスタイルを求める人が増えています。
場所に限定されることなく仕事ができるのであれば、山や海などの自然の多いところで過ごす時間を確保したい、そして、都会の洗練されたお店、時にはイベントなどで刺激を受ける日々も適度に必要。そのようなユニークなライフスタイルの実現のために、別荘へのニーズが高まっているようです。
また、2011年の東日本大震災が、別荘に対するニーズを大きく変化させました。
大震災によって、住居を失った人や、その状況を目の当たりにした人が、万が一の災害に備えて、安心できる住まいをもう一軒確保したいと考えるようになったのです。

今時の別荘事情

1991年ごろ、バブルがはじけたことによる景気の低迷により、別荘売買は激減。金策に困窮して別荘を手放す人も多くいましたが、あまりの価格の暴落により、そのまま手放すことができない人も少なくありませんでした。そのような背景から、バブル期に建設された贅沢な別荘は未だ多く存在しています。
しかし、バブル期の別荘も、今や、築年数を重ね、老朽化や設備の古さなどにより、さらに価格が下がっています。バブルの頃であればとても手が出せなかった別荘も、現在、一般家庭でも比較的手頃な価格で購入できるようになっているわけです。
「都会では少し窮屈で手狭な住居でも、別荘地は広いオープンテラスつきの平家で開放的に暮らす」といったように、二地域住居というライフスタイルを楽しみたい人。
都会ではできない体験を満喫するために別荘を購入し、マリンスポーツ、ウィンタースポーツ、バーベキュー、トライアスロン、釣りなど、多くのレジャースポーツを突き詰める人。
子どもがいるために、住居を気分によって変えることはできないまでも、週末だけは別荘でアウトドアな生活を過ごす家族など、別荘ライフスタイルは様々です。

別荘レンタルとは

リゾートライフには憧れるけれども、まとまった資金がない人や、大金を使うことに躊躇のある人は、手軽に別荘ライフを味わえる賃貸リゾートがおすすめです。
賃貸リゾートは、賃貸マンション・アパートと同様に、基本的には敷金・礼金が必要となります。新居用の家具の用意あるいは一部の家具や荷物を運ぶための引越し費用なども必要となります。初期費用は若干かかるものの、別荘物件そのものの購入と比較するとリスクも低く、かなり費用を抑えることができます。
バブル期に建設されたリビングに暖炉があるようなゴージャスな造りや、バーベキューに適した開放的なオープンテラスデッキなどの設備が整った別荘を、管理会社に委託してレンタルしている別荘レンタルもあります。購入や賃貸とも異なり、必要な日数のみ家を借りるだけですので、気楽に別荘ライフを楽しむことができます。
建設当初から貸別荘を目的として建てられたコテージタイプもあります。
明確な定義はないもの、コテージは主に戸建て。キャンプ場にみられるバンガローを豪華にしたタイプの簡易的なものも含まれます。いずれも、管理会社がマネージメントしているケースがほとんどです。

ポイントバケーションリロとは

別荘のレンタルを検討されているなら、セカンドハウスとして利用できる全国区のポイントバケーションリロが便利です。
入会金、年会費、使用時の清掃費用を支払うだけで、全国各地に所在する別荘を利用できます。
必要なポイントだけの購入が可能なため、ポイントが余るということもありません。利用方法も簡単。希望日を事前予約するだけで、手間がかかる管理や掃除は一切不要です。
利用者制限もなく、家族以外の友人でも利用できます。ほとんどすべての施設がキッチン付きですが、施設での食事も可能です。全室スイートクラスの魅力的なコンドミニアムやペットの必需品がすべて揃っているペット同伴可能な施設もあります。

古くなった別荘を、安価で購入し、自分のライフスタイルや好みにあわせてリノベーションする個人。シェアハウスなど賃貸を目的として買い取り、設備投資し美しくリモデルする不動産や企業。リゾート地でのテレワークを希望する人へのシェアワークスペースを提供する目的で買い取る自治体など、別荘へのニーズは多岐に渡ります。
なかには、温泉目当てや家庭菜園を楽しみたいという理由で別荘を購入する人もいるようです。
ホテルや旅館に「泊まる」のとは違った、別宅に「暮らす」という感覚も新しく、別荘のニーズを高めています。

別荘のニーズは現在までに大きな動きをみせています。

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