他人と別荘を共同所有できる?メリット・デメリットを整理

豊かな人生を実現してくれる別荘。しかし、購入できる人は限られていますよね。費用が気になる方は、共同所有に注目するとよいかもしれません。
このページでは、別荘の共同所有について解説しています。メリット・デメリットも説明するので、気になる方は参考にしてください。

別荘を共同所有できる?

他人と別荘を共同所有することはできます。共同所有とは、ひとつのものを共同で所有すること。共有と呼ばれることもあります。


共同所有の例

共同所有の例として、5,000万円の別荘を1,000万円ずつ出し合って5人で購入するケースなどが挙げられます。ここで気になるのが5人の所有権です。共同所有している物件の所有権は、支払った金額に応じて分けられます。これを持分といいます。紹介したケースでは、5,000万円の別荘を1人1,000万円ずつ出し合って購入しているので、それぞれの持分は5分の1ずつとなります。それぞれが所有権を持っている点がポイントといえるでしょう。



共同所有する別荘の使用

共同所有する別荘は、持分の割合に応じて使用できます。異なる角度から見ると、単独で意思決定できないケースがあるということ。単独で意思決定できるケースと意思決定できないケースを紹介します。
・所有権の処分
自分の所有権は、自由に処分できます。好きなタイミングで売却することなどが可能です。
・保存行為
保存行為とは、別荘の修繕や不法占拠する第三者への明け渡し請求などです。これらの行為は、単独で行なうことができます。
・管理行為
管理行為とは、別荘の賃貸借契約の締結・解除などです。管理行為は、持分価格の過半数の賛成が必要です。
・変更行為
変更行為とは、別荘の売却や建替え、増改築などです。変更行為は、全員の同意が必要です。


手軽に別荘を共同所有する方法

別荘を共同所有できることがわかっても、共同所有する相手がいない方は多いはずです。お困りの方は、別荘の共同所有システムを利用すると良いでしょう。次のサービスなどが登場しています。


所有権型リゾート会員権

別荘の所有権を複数人で共有するシステムです。募集口数で割った所有権を取得することができます。よって、自分で共同所有者を集める必要がありません。リゾート会員権には、利用する権利を購入する利用権型もあるので、共同所有にこだわりたい方は購入前に詳細を確認する必要があります。



タイムシェア

別荘を時間軸で分割し所有権を分譲するシステムです。具体的には、1年を52週に分割し週単位で所有権を分譲するサービスなどが登場しています。購入方法は、1年の決まった時期に宿泊できるフィックスタイプと宿泊前に都度予約を入れるフロートタイプに分かれます。所有権を子どもに相続することや売却することもできます。


別荘を共同所有するメリット・デメリット

別荘の共同所有にはメリットとデメリットがあります。検討を進める方は確認しておきましょう。


メリット

最初のメリットとして挙げられるのが、複数人で共有するので初期費用や維持費が安いことです。1人では購入できないラグジュアリーな物件を所有することも可能です。別荘の共同所有システムを利用すれば、基本的に、修繕や管理なども任せられます。よって、ホテルや旅館を利用するように別荘を利用できます。共同所有とはいえ、所有権を購入するので財産になる点もメリットとして挙げられるでしょう。



デメリット

デメリットとして押さえておきたい点は、単独で所有する場合に比べ制約が多いことです。いつでも好きな時に出かけて宿泊するなどはできません。ハイシーズンなどは予約をとりづらいこともあります。所有権を得られる点はメリットですが、所有権を得ると固定資産税の納税義務が生じます。また、別荘の人気によっては、所有権を売却したくても売却できないことがあります。



別荘の共同所有はこんな人に向いています

別荘の共同所有には以上のメリットとデメリットがあります。一般的には、次のような方に向いているといわれています。
・限られた予算で別荘を所有したい
・管理や維持に手間をかけたくない
・単独で別荘を所有する前に別荘ライフを体験したい
以上を参考に、検討を進めてみてはいかがでしょうか。

別荘を共同所有することはできます。最近では、たくさんのオーナーで共同所有するシステムも登場しています。限られた予算で別荘を所有したい方などは、所有型リゾート会員権や別荘のタイムシェアなどを選択すると良いでしょう。別荘の共同所有には、単独所有とは異なる特徴があります。単独で意思決定できないケースがある点などには注意が必要です。とはいえ、魅力的な別荘の購入方法であることは間違いないでしょう。

別荘の共同所有は可能

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